前にも書いたように西暦1年の前の年は紀元前1年だ。
恥ずかしながら、私はこの決め事を68歳になった今知った。
西暦1年の前の年は西暦0年であって、その前が紀元前1年だと思っていた。その方が自然だ。
なぜ0年が忌避されたのだろうか?この決め事を決めた時には既に0(ゼロ)は発見されていただろうに、わからない。
ともかくこの決め事のために歴史の年数計算がちょっとだけややこしくなった。特に天文学の分野では、例えば過去の日食の計算に影響する。
そこで天文学などでは、西暦0年、西暦-1年、西暦ー2年などと決めた。紀元前との対応は以下だ。
西暦紀元前2000年⇔西暦ー1999年
西暦紀元前3年⇔西暦-2年
西暦紀元前2年⇔西暦-1年
西暦紀元前1年⇔西暦0年
西暦1年⇔西暦1年
西暦2年⇔西暦2年
西暦2018年⇔西暦2018年
こうすると、紀元後は変更なしで、紀元前については1年ずれる事になる。ちょっとめんどくさい。
今更ながら、なぜ西暦0年を許容できなかったのだろうか?
以上、Wikipedia 紀元前 を参照した。