わからんから面白い魏志倭人伝

三国志の時代の魏志倭人伝にはわからん事が多い。わからんからそのまま想像力を働かして楽しんじゃお!

ミトコンドリアDNAによる現人類の分類

直前3-4回の日記では魏志倭人伝の「倭人」とは?からY染色体のハプログループの話になってしまった。行きがかり上ミトコンドリアDNAのハプログループも考える。

ja.wikipedia.org

上記日本語版はよくわからないから英語版も見た。

en.wikipedia.org

Y染色体と同様に系統樹があるがどうもすっきりわからない。そこを無理やり以下に並べてみた。なお以下のタイプ名はY染色体のタイプ名とは全く関係ない。

L、

(M、C、Z、D、G)、

(N、A、R、B、F、H、V、J、T、U、K、I、W、X、Y)

大まかには、L、M、Nに分かれる。Mの中はMとC、Z、D、Gに細かく分かれる。Nの中もNと14個に細かく分岐する。

 

日本人は、Dが多く他に (M、Z、G)、(N、B、F、Y) があるそうだ。

中国人は、Dが多い。他に M 、B、F もかなりあるから日本人とほぼ変わらない。

インド人は、Mが多い。他に R、U もかなりある。

ヨーロッパ人は、Hが多い。他に T、U もかなりあるがすべておおまかにはNの中にある。

アフリカ人はLに属する人が多い。

南北アメリカ原住民(ネイティブアメリカン)はC、A、B が多いらしい。

ポリネシア人はBが多いらしい。

 

 ということで、ここでも、人種との関係がありそうだが、明確ではない。

Y染色体による系統樹との関連は当然あるが、明確な対応関係は必ずしも明らかにされていないようだ。

ミトコンドリアDNAは母親からしか受取らない。Y染色体は父親からしか伝わらない。

そうした違いが反映しているかもしれない。

 

以上ミトコンドリアDNAハプログループについても考えてみた。Y染色体ハプログループから得られる結論とほぼ整合しているようだ。