ブルームバーグから「1日を始める前に読んでおきたいニュース5本」という記事(日本語)を無料で読んでいる。
そこで、米国年金の話があったから紹介する。
米社会保障庁が発表した2023年支給分の公的年金の毎月受給額は、インフレにより8.7%増額されるそうだ。
これで、6500万人いる米国公的年金受給者は平均で毎月140ドル増えるそうだ。
という事は、140ドル/0.087=約1600ドルを毎月受取っている事となる。
日本円に換算すると今の円安(1ドル=147円)で23万5000円となる。
日本の公的年金に比べると2-3倍多い感じだね。
これはひとりあたりだから夫婦共年金をもらえば計47万円になる。
たとえ一方しか年金受給資格がなくても配偶者は相手の年金額の半分をもらえるから、計35万円もらえる。
生活費の安い地域(カリフォルニア州や小室眞子さん夫婦のいるニューヨーク以外)で質素にすれば普通に生活できるレベルと思う。
断っておくが、これは公的年金であって死ぬまでもらえるものだ。
これだけもらえれば、老後を心配する必要もない。
日本人のように老後が心配だからとせっせとお金を貯めているのとは大違いだね。